公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.109:類似事例:高吸水性樹脂球の誤飲による腸閉塞(No.109 高吸水性樹脂球の誤飲による腸閉塞の類似事 例 6)

タイトル高吸水性樹脂球の誤飲による腸閉塞(No.109 高吸水性樹脂球の誤飲による腸閉塞の類似事
例 6)
事例_基本情報年齢: 0 歳 7 か月
事例_家族構成父、母、同胞 1 名、本児
事例_発達・既往歴不明
傷害の種類
原因対象物
_対象名称
高吸水性樹脂球
原因対象物
_入手経路 使用状況
同胞の玩具として、100 円均一ショップで購入したもの
臨床診断名異物誤飲、腸閉塞
医療費不明
発生状況
_発生場所
不明
発生状況
_周囲の人・状況
母の目の前で同胞と一緒に本製品で遊ばせていた。
発生状況
_発生時刻
2022 年 3 月 X 日●(火) 発症(本児がいつ誤飲したのかは不明)
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
X 日の夜より嘔吐を認め、X+1 日、医療機関 A を受診し、ウィ
ルス性腸炎が疑われ、制吐剤を処方され帰宅となっていた。X+2
日、経口摂取不良のため、医療機関 B を紹介受診となった。
治療経過と予後医療機関 B に脱水症のため入院となり、補液を行った。その後は
一時的に活気は改善したが、母乳を摂取した後の嘔吐は持続して
いた。後は一時的に X+3 日、褐色嘔吐、腹部膨満が出現し、小児
外科のある医療機関 C に転院した。同日、C T 検査で腸閉塞の診
断となり、緊急手術となった。回腸末端にはまり込んだ 4 ㎝大の
高吸水性樹脂球を認め、異物摘出となった。
キーワード高吸水性樹脂球 、異物誤飲、腸閉塞