公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.063:類似事例:加熱式タバコの誤飲(No.63 加熱式タバコの誤飲の類似事例4)

タイトル加熱式タバコの誤飲(No.63 加熱式タバコの誤飲の類似事例4)
事例年齢:1 歳 1 か月 性別:男児 体重:9.2g 身長: 75.9cm
傷害の種類加熱式タバコの誤飲
原因対象物加熱式タバコ
臨床診断名タバコの誤飲
医療費65,730 円
発生状況
_発生場所
発生状況
_周囲の人・状況
発生状況
_発生時刻
2017 年 11 月 3 日 午前 0 時 0 分頃
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
11 月 3 日両親が睡眠中(両親は午前 0 時 0 分頃に寝た)、本児が手の届く高さ
の棚の上にあった加熱式タバコの箱を、自分で取って遊んでいたようである。
午前 2 時頃に両親が気付いた時、5 本入りの箱が開けられていた。うち 2 本の
タバコがかじられてつぶれており、棚の下に新品のタバコが 1 本、少しかじっ
た状態のタバコが 1 本残っていた。当院救急外来を受診した。
治療経過と予後午前 2 時 5 分に当院に到着した。午前 2 時 10 分に当直医(1 年次研修医)が診
察した。全身状態は良かったが、経過観察が必要と判断し、午前 2 時 30 分に小
児科医が call された。小児科医は、午前 3 時前に救急外来に到着した。乾燥タ
バコではあるが、誤飲した量は 2 本と多く、また前日の午後 11:00 にミルクを
飲んだという情報があったので、まだ胃内に残っていることを期待して胃洗浄
を行った。胃の内容物は空であり、わずかに褐色のタバコ葉のような物が数片
出てきたのみであった。活性炭を約 10g 注入して終了とした。その後、経過観
察のために朝まで入院とした。
胃洗浄直後に吸気性喘鳴を聴取したが、その後特に症状はなく、呼吸・循環に
変化を認めなかった。同日朝に退院し、その後は来院していない。(地域におけ
る当院の位置づけから、何かあれば来院するはずである)
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