公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.057:類似事例:複数個の磁石の誤飲(No.57 複数個の磁石の誤飲の類似事例1)

タイトル複数個の磁石の誤飲(No.57 複数個の磁石の誤飲の類似事例1)
事例年齢:1 歳 1 か月 性別:男児 体重:9.4kg 身長:76.6cm
傷害の種類誤飲
原因対象物強力マグネット(ネオジム磁石)直径 6mm、220 ミリテスラ
臨床診断名異物誤飲(複数個の磁石)
医療費198,210 円
発生状況
_発生場所
自宅
発生状況
_周囲の人・状況
患児は姉(4 歳)と遊んでいた。母は離れたところで洗濯物を干していた。
発生状況
_発生時刻
2018 年 8 月 X 日(木) 午前 10 時頃
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
2018 年 8 月 X 日午前 10 時頃に、対象物が 8 個繋がったもので児が遊ん
でいたことに母は気づいていたがそのままにしていた。母が洗濯物を外
で干していると、本児が磁石を口に含んで遊んでいると姉が報告しに来
た。口から取り出そうと本児のところへ向かったが、飲み込んでしまっ
た。特に変わった様子がなかったので自宅で様子を見ていたが、午後 8
時に父が帰宅し、医療施設を受診した方が良いという判断となり受診し
た。
治療経過と予後来院時全身状態は良好であった。腹部 X 線写真を撮影し、骨盤腔内の右
寄り消化管内に異物を認めた。
小児外科・消化器内科と相談し、内視鏡による摘出は困難と判断した。
肛門からの自然排泄を期待し、有害事象発生時には緊急で対応する方針
として経過観察入院とした。
入院3日目に異物の排泄を確認し、翌日まで血便等がない事を確認し、
帰宅となった。
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