公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.050:類似事例:お菓子の形に似た入浴剤の誤飲(No.50 新しいタイプの洗剤(1回分パックタイプ洗濯用液体洗 剤)の誤飲による中毒の類似事例6)

タイトルお菓子の形に似た入浴剤の誤飲(No.50 新しいタイプの洗剤(1回分パックタイプ洗濯用液体洗
剤)の誤飲による中毒の類似事例6)
事例年齢:2 歳 8 か月 性別:男児 体重:15kg
傷害の種類誤飲
原因対象物お菓子の形に似た入浴剤
臨床診断名異物誤飲
医療費6,460 円
発生状況
_発生場所
自宅洗面所
発生状況
_周囲の人・状況
母親は別の部屋におり、患児は一人きりであった模様。
発生状況
_発生時刻
2017 年 12 月 X 日(土)午後 6 時 30 分
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
患児の手が届く範囲に当該製品があった。母親が気付くと、患児の口腔
内に粉末があり、1 個の誤飲を自己申告した。
治療経過と予後医療施設受診時、バイタルサインは異常なく、自覚症状も認めなかった。
来院後も機嫌は良好で、身体診察上も有意な異常所見は認めなかった。
中毒情報センターへ照会した当該物質の内容より、今回誤飲したと思わ
れる量では致死的中毒症状をきたす可能性はないと判断し帰宅とした。
本製品は浴槽に入れて香りを楽しむタイプの入浴剤で、形状はボール型
のお菓子のラムネと類似しており、色も子どもの目を引くものであった。
お菓子との区別がつかない乳幼児では誤食の可能性が極めて高いと考え
る。
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