No.101 ミシン針による指刺創_1
| タイトル | No. 101 ミシン針による指刺創_1 |
| 事例 | 年齢:12 歳 8 か月 性別:女児 体重:46 kg 身長:150.6 cm |
| 傷害の種類 | 刺傷 |
| 原因対象物 | ミシン針(長さ 3.5 cm,図 1) |
| 臨床診断名 | 左示指貫通創,皮下異物 |
| 医療費 | 外来 6,670 円 入院 236,840 円 |
| 発生状況 _発生場所 | 小学校の家庭科教室 |
| 発生状況 _周囲の人・状況 | 家庭科実習中.学校教諭はそばにいなかったが,教室内にはいた.その他に 20 人程度の生 徒が,一人一台の電動ミシンを使用していた.本児は,ミシンを自宅でも授業でも繰り返し 使用しており,使用法には慣れていた.電動ミシンの針は定期的に確認していたが最終交換 日時は不明. |
| 発生状況 _発生時刻 | 2019 年 2 月 X 日(火) 午後 1 時 00 分 |
| 発生状況 _発生時の詳しい様子と経緯 | 本児が電動ミシンを使用中,綿素材の生地を前に流している時に,左示指末節部の爪甲から ミシン針が刺さった.ミシン針は 3 つに折れた(図 1).保健室で止血後,学校教諭と共に 医療機関 A を受診した. |
| 治療経過と予後 | 単純 X 線検査で針が皮下に残存していた(図 2)ため,医療機関 B へ紹介された.左示指 指腹に 2 か所の刺傷痕,爪甲の縦裂を認め,可視範囲に残存針はなかった(図 3).救急外 来で局所麻酔と超音波ガイド下に異物摘出を試みたが,残存針片が 1 mm と小さく摘出困 難であった.整形外科医と相談し,翌日全身麻酔下で摘出する方針となり同日は帰宅した. 翌日入院し,予定通り全身麻酔下で X 線透視下に異物摘出を行った.X+2 日に退院し,創 部の経過は良好である. |
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