公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.063 加熱式タバコの誤飲_2

タイトルNo. 63 加熱式タバコの誤飲_2
事例年齢:0 歳 11 か月  性別:男  体重:7.4kg
傷害の種類タバコ誤飲
原因対象物加熱式タバコ(加熱して使用するタバコ:1 本は約 2.5cm)
臨床診断名タバコ誤飲
医療費2,020 円
発生状況
_発生場所
帰省先の家の居間
発生状況
_周囲の人・状況
発生状況
_発生時刻
2016 年 8 月 12 日  午前 6 時頃
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
母親が目を覚ました時は,患児はすでに起きていた.口をクチャクチャさせており,周囲
に噛みちぎったと思われる加熱式タバコに使用するスティックが 2 本分落ちていた(図 1).
すぐに口の中のもの(図 1)をかき出し,その後救急外来を受診した.病院到着後に嘔吐
を 1 回認めた.スティックは父親のものであり,封を切った状態で 50cm の高さの棚の上
に置いてあった.周囲に落ちていたスティックを合わせると,1 本はほぼ全てが残っており,
もう一方はほぼ半分が消失していた.口の中から出てきたものはタバコ葉の塊のように見
え,およそ 8mm の大きさだった.誤飲した正確な量は不明であった.
治療経過と予後午前 6 時 50 分頃に当直医が診察した.機嫌は良く,バイタルサインに異常を認めなかった.
その後同日午前 10 時まで観察したが,状態の変化を認めなかったため,帰宅とした.なお
外来担当医がニコチン含有量を調べたが,明確にすることができなかった.
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