公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.136:類似事例:ペン型注入器ディスポーザブル注射針による手指刺傷(No.136 ペン型注入器用ディスポー ザブル注射針の誤廃棄による手掌刺傷の類似事例 1)○同

タイトルペン型注入器ディスポーザブル注射針による手指刺傷(No.136 ペン型注入器用ディスポー
ザブル注射針の誤廃棄による手掌刺傷の類似事例 1)○同
事例_基本情報年齢:6 歳 9 か月 性別:男児 体重:19.0kg 身長:110.6cm
事例_家族構成不明
事例_発達・既往歴特記事項なし
傷害の種類
原因対象物
_対象名称
インスリンのペン型注入器用の注射針(製品名などは不明)
原因対象物
_入手経路 使用状況
不明
臨床診断名手指刺傷
医療費外来 42,480 円
発生状況
_発生場所
ファミリーレストランのソファ
発生状況
_周囲の人・状況
家族で夕食のためにファミリーレストランを訪れた。
発生状況
_発生時刻
2024 年 11 月 X 日 (日) 午後 7 時 0 分
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
本児がファミリーレストランのソファに座ろうとした際、座面
と背もたれの接する部分に注射針が 2 本落ちているのに気づい
た。拾い上げようとしたところ、針ケースがついた状態ではあ
ったが、保護シールを外した注射針の後針【図】が右示指に刺
さり、微量の出血を認めた。その場で直ちに洗浄を行い、医療
機関 A を受診した。
治療経過と予後医療機関 A を受診時、バイタルサインは正常で、患部は軽度の発
赤を認める程度であった。針は保護シールが外され開封されてい
たことから使用後と推測され、使用者が特定できない針刺し事故
と判断し、血液検査で B 型肝炎などの感染症検索を行い、特に異
常は認めなかった。4 週間後にも血液検査の再検査を行い問題が
ないことを確認し、経過観察を終了した。
キーワード針刺し、注射針、在宅医療廃棄物