公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.028:類似事例:電気ケトルによる両前腕部熱傷(No.28 電気ケトルによる顔面・胸部・上肢熱傷の類似事例2)

タイトル電気ケトルによる両前腕部熱傷(No.28 電気ケトルによる顔面・胸部・上肢熱傷の類似事例2)
事例年齢: 10 か月 性別:男 体重: 8.3kg
傷害の種類熱傷
原因対象物電気ケトル(2年前に購入したもの)
臨床診断名両前腕第2度熱傷(体表面積の約5%程度)
医療費
発生状況
_発生場所
発生状況
_周囲の人・状況
発生状況
_発生時刻
2012 年 12 月 6 日 午前 6 時 50 分
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
自宅の居間にて受傷。母親は家族の朝食および弁当の準備で忙しくしていた。
普段はキッチンの高いところに電気ケトルをおいているが、その日は食事の準
備で場所が必要なため、たまたま居間の床においていた。患児は3歳の兄と同
室におり、前腕部を床につくようにハイハイをしていた模様。激しく泣く声に
気付いて母親が居間に駆け込んだところ、電気ケトルが倒れており、熱湯の中
に患児がいた。すぐ保冷剤で冷やし自分で受診先を探したがみつからず、救急
要請となった。
治療経過と予後当院へは30分程かけて搬送。来院時両側前腕部、左手掌(おもに尺側)、頚部
および上腹部に水疱形成を認めた。初診時に水疱を可及的に破蓋し除去、また
保湿を図った。その後外来にて継続治療中である。普段はこどもの手の届くと
ころに電気ケトルをおかないように注意しているが、朝の忙しい時間帯にほん
の少しの時間目を離した隙の出来事であった。
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