公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.016 温泉卵の製造器によるやけど

タイトルNo. 16 温泉卵の製造器によるやけど
事例年齢:1歳 6か月 性別:男
傷害の種類熱傷
原因対象物温泉卵の製造器
臨床診断名熱傷(前胸部 5%:うち 3%は水疱形成)
医療費
発生状況
_発生場所
実家の台所
発生状況
_周囲の人・状況
台所のダイニングテーブル上で温泉卵の製造器を利用して温泉卵を作っていた.夕飯の準備
をしていた.
発生状況
_発生時刻
8月 31日,18時 50分頃
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
男児がキッチンに入ってきて椅子にのぼり,手を伸ばして温泉卵の製造器(ポット)を倒した.
ポットのふたと本体の隙間から湯があふれ出て,こぼれてきた湯で前胸部に熱傷を負った.
沸かした熱湯を容器に入れて 10分くらい経過したところだった.家族は着衣のままの児に
シャワーを当てて冷却し,救急車で来院した.温泉卵の製造器(写真)は断熱素材が入ってお
り,アイスペールとしても使用できるものであった.
治療経過と予後熱傷部位は前胸部で,水疱を形成し(II度),外来で 2週間にわたって処置を行った.
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