公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

事例で防ぐ子どもの傷害 Injury Alert(傷害速報)

No.007 乳児用ベッドからの転落

タイトルNo. 7 乳児用ベッドからの転落
事例_基本情報年齢:11か月  性:男
事例_家族構成年齢:11か月  性:男
事例_発達・既往歴年齢:11か月  性:男
傷害の種類転落
原因対象物
_対象名称
乳児用ベッド
原因対象物
_入手経路 使用状況
乳児用ベッド
臨床診断名打撲(前額部)
医療費
発生状況
_発生場所
自宅の和室.
和室に乳児用ベッドが置かれていた(写真 1参照).下は畳.
発生状況
_周囲の人・状況
本児は乳児用ベッドで寝ており,母親は台所で洗い物をしていた.急に泣き声がしたので,和
室に行ってみるとベッドの中にいたはずの子どもが和室の畳の上に倒れて泣いていた.
発生状況
_発生時刻
6月 9日,午前 9時 15分頃
発生状況
_発生時の詳しい様子と経緯
本児の体重は 9kg,身長は 73cm.発達段階は伝い歩きができる状態で,抱っこすると上に上ろ
う上ろうとする.
ベッドは,畳面から柵の上部まで 85cmの高さがあり,ベッドの柵と柵の隙間は 7.8cmであっ
た.ベッド内の布団から足がかりとなる横桟までの高さは11.5cm,足がかりから柵上部までの
高さは 35cmであった(写真 2参照).
ベッドの中には,薄い毛布以外,足がかりとなるようなものはない.子どもを発見した時,
ベッドの柵は外れていなかったので,覗き込んで転落したと確認できた.
治療経過と予後嘔吐はなかったが,心配となり同日の午前 12時に受診した.左前額に打撲によるとみられる
内出血斑を認めた.意識状態は正常,手足の動きや口腔内に異常はなく,経過観察とした.す
ぐに軽快した.
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